青木さやか、初のミュージカルに不安
1986年に日本テレビ主催でスタートした初演から、今年で30年目を迎えるミュージカル「アニー」のミス・ハニガン役にタレントの青木さやかが決定したことがわかった。ミュージカル初挑戦となる青木は、「とにかく変な感じにならないように……! と思っています」と不安をのぞかせつつ、本作への意気込みを明かした。
青木が演じるミス・ハニガンは、ヒロイン・アニーが暮らす施設の院長。今月公開の映画版『ANNIE/アニー』ではキャメロン・ディアスが演じている重要キャラクターだ。「毎年『アニー』を観ていて、観客としてファンだったので、オファーを受けたときは、すごくうれしかったです」と喜ぶ青木は、「最初はグレース役(※大富豪ウォーバックスの秘書)でのオファーかなと思いましたが(笑)。ハニガンの怖さ、そして矛盾している寂しさを出せればと思っています」とやる気を見せている。またその一方で、「初ミュージカルですが、わたし自身大好きな作品なので、とにかく変な感じにならないように……! と思っています。歌も……」と率直な気持ちを述べた。
4月25日から東京、8月から大阪、福岡、名古屋、新潟(予定)での上演をスタートさせる同ミュージカル。30年の節目となる今年は、東京公演の会場を新国立劇場 中劇場に変更。主演のアニー役は、約9,000人の中からオーディションを勝ち抜いた黒川桃花、前田優奈が務め、アニーのけなげさに心を打たれ、彼女の両親を捜そうとする大富豪ウォーバックスには、昨年に続き三田村邦彦がふんする。
そのほか、ウォーバックスの秘書グレースを劇団四季で数々のヒロイン役を務めた木村花代、ハニガンと共に悪巧みを仕掛けるルースターを崎本大海、ルースターの恋人リリーを甲斐まり恵が演じる。演出は今年で15年目となるジョエル・ビショッフが担当する。(編集部・井本早紀)
丸美屋食品ミュージカル「アニー」は4月25日~5月17日に新国立劇場 中劇場で上演 ほか大阪・福岡・名古屋・新潟公演を予定