ハンス王子役の津田英佑、『アナ雪』効果に感謝!
映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版でハンス王子の声を担当した声優の津田英佑が23日、都内で行われたWOWOWで放送予定の海外ドラマ「ナイトシフト 真夜中の救命医」の試写会イベントに古谷徹、佐古真弓と共に出席。主人公TC・キャラハンの声を担当する津田は、海外ドラマの吹き替えで初主演を務めるといい、「『アナ雪』のおかげ」と笑顔を見せた。
登壇するなりファンからの黄色い声援に迎えられた津田は「声援なのか、内輪のサクラなのか」と謙遜しつつ、『アナ雪』効果について「やらせていただいた後は本当にいろんなテレビに呼んでいただいた。WOWOWさんにはもともと何度もお世話になってはいますけど、台本で一番に名前がくるお仕事をいただいたのも初めて。『アナ雪』のおかげです。毎週、楽しみながらこの作品をやらせてもらっております」とにっこり。
また、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ役などで知られる古谷も、アメリカのテレビドラマの吹き替えでレギュラーを務めるのは「40年ぶりくらい」と告白し、「韓国ドラマや中国ドラマは結構あるんだけどね。白人をやりたかったからね~」とうれしそうな表情を見せた。
この日の古谷は、「殴ったね、おやじにもぶたれたことないのに!」(「機動戦士ガンダム」)など、名セリフも随所で生披露。津田から「サービス精神旺盛過ぎです」ととがめられると、「役名で呼ばれるとどうしてもね。条件反射だよ」と照れ笑いで客席を沸かせていた。
「ナイトシフト」は、ほとんどが従軍経験者という夜勤(ナイトシフト)ドクターたちの活躍を描いた作品。津田が元陸軍医師として豊富な経験を持つ優秀な外科医TCを、古谷が病院の事務長ラゴーサを、佐古がTCの上司で元恋人の女性医師ジョーダンの声を担当する。(取材・文:名鹿祥史)
「ナイトシフト 真夜中の救命医」はWOWOWプライムにて1月27日スタート(第1話無料放送)