品川ヒロシ監督新作ゾンビ映画で、苦節12年「すしざんまい」ネタをフジモンにパクられたお笑いコンビがゾンビデビュー!
若手お笑いコンビ、セブンbyセブン(玉城泰拙、宮平享奈緒)が、品川ヒロシ監督(品川庄司の品川祐)の最新作『Zアイランド』に、ゾンビ役で出演を果たした。琉球放送「ラフピー」のレポーターとして佐渡島の撮影現場を訪れた二人は出演を熱望し、品川監督に直談判。品川監督が「ゾンビのエキストラだったらいいよ」と出演を許可した。
沖縄出身のセブンbyセブンは今年で芸歴12年、玉城は先日、自身の「すしざんまい社長のモノマネ」ネタをFUJIWARAの藤本にパクられたことをテレビ東京の人気番組「ざっくりハイタッチ」で告発して話題を呼んだばかりだが、決して「売れている」とは言えないお笑いコンビだ。そんな二人に品川監督は「おれは、おまえらには頑張って欲しいから!」という親心から、本番では主演の哀川翔に襲いかかり、日本刀でぶった斬られるという大役を与えた。
最初は玉城一人が出演する予定だったが、普段から玉城の隣で「盛り上げ役」をしているツッコミの宮平にも「宮平も出なよ!」とニッコリ。品川監督に理由を聞くと「(自分が)若い頃も、庄司の隣で盛り上げ役をすることが多かったから、いつもレポーター役の宮平にも機会を与えてあげたい」という親心があったようだ。
本番では、品川監督のアイデアで宮平は哀川に日本刀で首を斬られることに! 「カット!」の声を掛けた後、「やばい! 宮平、顔映んねーわ!」と気付き、「まじでごめんな!」と平謝りする一幕も。
セブンbyセブンの二人は、ゾンビの特殊メイクを施されるエキストラたちとともに、1時間以上掛けて恐ろしいゾンビへと変貌。連日撮影に参加しているというエキストラのおじいちゃんおばあちゃんからゾンビ演技を伝授してもらった。本番では緊張気味の二人だったが、「足を引きずるような感じで歩いていって」「襲いかかるときはなるべく速く動くように」など哀川と品川監督から直々の細かい演技指導も功を奏し、見事なゾンビっぷりを披露した。「公開時にはぜひとも目を凝らして、僕らを見つけてください!」と訴えた。(編集部・森田真帆)
映画『Zアイランド』は、2015年5月16日(土)より全国公開