高良健吾、石田ゆり子との激しい濡れ場に「ラブシーンはパッション!」と大胆発言
俳優の高良健吾が26日、都内で行われた映画『悼む人』マスコミ向け会見に出席し、石田ゆり子との激しい濡れ場を回想。「ラブシーンはパッション!」と大胆発言し、会場を沸かせた。この日は、石田、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶ、堤幸彦監督も登場した。
石田ゆり子が激しい濡れ場に挑む!『悼む人』会見フォトギャラリー
本作は、天童荒太が7年の歳月を費やして書き上げた直木賞受賞作の完全映画化。縁もゆかりもない死者を悼む旅を続ける主人公・坂築静人(高良)を軸に、彼をめぐる人々が織りなす生と死、愛と憎しみ、罪と許しのドラマを感動的に描いている。
「役者を始めて10年目の1発目だったので力を入れてやらせていただきました。『悼む人』は特別な作品になりました」と語る高良。初の堤組参加についても、「精いっぱい、この現場にしがみついてやりました。堤組で経験したことはこれからの現場でも試していきたい。参加できて幸せでした」と堤監督への感謝の気持ちを表した。また、石田との濃厚なラブシーンを振り返り、「ラブシーンはパッション」と大胆発言も。これは石田が以前発した言葉だそうだが、高良も同じ思いがあったよう。思わず顔を赤らめる高良だが、ラブシーンの激しさをうかがわせる発言に会場からはどよめきが起きた。
これまでの俳優生活はこの作品のためにあったと豪語する高良、原作を読んで出演を切望した石田など、本作の撮影に気概を持って臨んだキャスト陣。完成を迎え、大竹は「この時期だからこそ、命というものに向き合いたいと思う。若い人にぜひ観てもらいたい」とコメント。椎名は「2月14日(公開初日)はバレンタイン・デーですよね。女性の皆さんにはぜひ、チョコレートにこのチケットを添えて、好きな人と観てほしいと思います」とデートプランを提案し、会場を盛り上げた。
そんな中、堤監督は「まだ観てほしくない」と意外な告白。「作っても作っても作り切れていない感じがある。それくらい皆さんの演技が素晴らしく、内容が深い。チャンスがあればもう1回編集したい。それくらい、わたしが意欲的になれる作品。全然違うアングルでもう一本映画が作れる」と熱い胸の内を語り、本作をアピールした。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『悼む人』は2月14日より全国公開