高島礼子「極妻」以来の極道映画で若頭役!三池崇史×市原隼人タッグ作に豪華キャスト!
三池崇史監督と市原隼人がタッグを組む前代未聞の極道ヴァンパイア映画『極道大戦争』に、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子など、実力派キャストの参加が明らかになった。高島は、映画『極道の妻(おんな)たち』シリーズ以来10年ぶりの極道映画への参加になるという。
本作は、最強伝説を持つヤクザの組長が実は吸血鬼だった……という設定に基づく本格アクション。組長の遺志を継いでヤクザヴァンパイアとなった主人公・影山(市原)が、刺客たちとの戦いを通していく覚醒していく姿が描かれる。
影山の覚醒を支えるヒロイン・杏子を演じる成海は『妖怪大戦争』(2005)以来、10年ぶりの三池組。また、映画『神さまの言うとおり』と公開が前後したものの、本作で三池組初参加となったリリーは、ヤクザの組長・神浦として、組長で、ヴァンパイアで、史上最強という、全てが初体験の役柄に挑む。
その神浦組の若頭を演じるのが、やはり初の三池組となる高島。「極妻」シリーズ以来10年ぶりの極道映画にして、性別を度外視した大抜てきにも、「もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが勝ってました」とコメント。「現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました」とご機嫌の様子だ。
そのほか劇団EXILEの青柳翔、『殺し屋1』『クローズZERO』などの渋川清彦、ヤクザヴァンパイアに変身する女子高生を演じる優希美青、『凶悪』以来の極道役でリリーとの絡みにも期待のピエール瀧、意外にも三池組初参加となるでんでんが出演。インドネシア発の大ヒットアクション『ザ・レイド』のマッド・ドッグことヤヤン・ルヒアンも出演しており、徹底した肉体改造を経て撮影に挑んだ市原との激突に期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『極道大戦争』は6月20日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開