ヒュー・ジャックマン×『第9地区』監督タッグ作が公開!主人公は成長するロボット!
映画『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督とヒュー・ジャックマンのタッグ作『チャッピー』の日本公開日が5月23日に決定した。2016年の南アフリカはヨハネスブルクを舞台に、成長するAI(人工知能)を搭載した人型ロボット“チャッピー”の成長と苦悩が描かれる。
本作の主人公チャッピーは、ヨハネスブルクで誕生した、世界でただ一体の「感じ、考え、成長する」AIを搭載したロボット。起動したばかりの状態でストリートギャングにさらわれたチャッピーが、彼らに生きるための術を教えられながら成長していき、急速なAIの発達と引き換えに自身のバッテリーが残りわずかとなったことで、死の恐怖に目覚める姿が描かれる。
ヒューをはじめ、『エイリアン』シリーズのシガーニー・ウィーヴァー、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルなど演技派俳優が出演。また、これまでのブロムカンプ作品で重要な役どころを務めてきた監督の盟友シャールト・コプリーが、モーションキャプチャーでチャッピーの葛藤を表現する。
公開されたビジュアルでは、銃を壁に立て掛け、まるで子供のように壁に落書きをするチャッピーの姿が印象的。難民エイリアンと人類の対立を描く『第9地区』や、未来の格差社会に鋭く切り込んだ『エリジウム』など、革新的な映像表現を試みながら、現代社会に対する問題提起を込めた作品で世界中の映画ファンをとりこにしてきたブロムカンプ監督が、本作ではどんな世界を見せるのか。SFファンならずとも注目の一本になることは間違いない。(編集部・入倉功一)
映画『チャッピー』は5月23日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開