チャウ・シンチー監督とツイ・ハーク監督が『西遊記 ~はじまりのはじまり~』の続編でタッグか?
チャウ・シンチー監督が2013年に手掛けた大ヒット映画『西遊記 ~はじまりのはじまり~』の続編作品で、チャウ・シンチー監督とツイ・ハーク監督が製作タッグを組むための交渉に入った。The Hollywood Reporterや複数のメディアが報じている。
【動画】ありえねー!!とんでもねー!!『西遊記~はじまりのはじまり~』
本作は、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングスの傘下にあるアリババ・ピクチャーズが企画している続編で、オリジナルの作品は、三蔵法師が孫悟空らと天竺を目指して旅に出る前の話で、三蔵法師がまだ“玄奘”という名で妖怪ハンターだった頃に、いかに謎の妖怪であった沙悟浄、猪八戒、孫悟空らに出会ったか、その経緯が描かれていた。
アリババ・ピクチャーズは今作以外にSci-Fi映画『マーメイド(原題) / Mermaid』でもチャウ・シンチーとタッグを組み、その作品の製作資金を出す予定だ。さらにアリババ・ピクチャーズは、ウォン・カーウァイ監督作を初めて手掛けることを今月発表している。
今のところ、続編に関しては彼らの交渉以外は何もわかっていないが、オリジナル作品は、世界興行収入で2億1,500万ドル(約258億円)を稼ぎ出しており、それに劣らぬ作品を製作するためにも、チャウ・シンチー監督とツイ・ハーク監督のタッグは興味深いところだ。(1ドル120円計算) (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)