『(500)日のサマー』監督、ドラマ版『リミットレス』でメガホン
映画『(500)日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン』などを手掛けたマーク・ウェブが、映画『リミットレス』のテレビドラマ版のパイロット番組でメガホンを取ることがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
これは、スタジオ・K、O・ペーパー・プロダクツ、レラティビティー・メディアが、CBSのもと製作するパイロット番組で、2011年にニール・バーガー監督、ブラッドリー・クーパー主演で手掛けられた映画『リミットレス』を基にテレビシリーズ化する予定だ。
監督は当初、オリジナル映画版のバーガー監督が務めることになっていたが、彼がケーブルチャンネルShowtimeで、ドラマ「ビリオンズ(原題) / Billions」を監督することになったことで降板し、新たにマーク・ウェブに白羽の矢が立ったようだ。脚本は、テレビシリーズ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のクレイグ・スウィーニーが担当する。
そのストーリーは、主人公がドラッグNZTに翻弄される映画版とは異なり、主人公ブライアン・シンクレアが、謎のNZTという名のドラッグの影響力を利用して、FBIの犯罪を毎週解決していくという設定。映画版の主演ブラッドリー・クーパーは、『スター・トレック』シリーズのアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーらと共に製作総指揮を務めることになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)