R-1優勝のじゅんいちダビッドソン、本田選手のものまねは「完全非公認」
“ひとり芸日本一”を決める「R-1ぐらんぷり2015」の決勝戦が10日、フジテレビで行われ、過去最多のエントリー3,751人の中から、サッカー・本田圭佑選手のものまねネタで笑いを集めた、じゅんいちダビッドソンが初優勝を果たした。優勝直後の取材でじゅんいちは「びっくりしています。驚きと喜びが同時に来ている感じです」と率直な心境を明かし、「結婚したので奥さんに、そしてイタリアにいる（本田選手）本人に伝えたいですね」と語った。
本田圭佑ネタは「1年半ちょいくらい前」からやっているそうで、コールセンターでバイト中、周囲から「似ているからやってみれば？」と言われたのがきっかけ。一方、本田選手本人に伝わっているかは不明で、「完全非公認です。知っているんじゃないか、といううわさしか聞かない」という。
優勝賞金500万円のほか、副賞として「全国ネット冠番組」も授与されることから、「ミラノの本田さんにあいさつに行くのを番組で追ってくれないですかね」と希望したじゅんいち。また今回の優勝を機に、新婚旅行も兼ねてイタリア・ミラノへ行きたいといい、「おかげさまで優勝ができましたという思い、本田さんが生まれてきたおかげでこういった形で活躍できている」と伝えたい思いを明かした。
13回目の開催となった今回の「R-1ぐらんぷり」では、過去最多の3,751人がエントリー。ファイナルステージにはじゅんいちのほか、ゆりやんレトリィバァ、マツモトクラブが進出した。（中村好伸）