『ムーラン・ルージュ』バズ・ラーマン、ヒップホップ・ミュージカルドラマを製作
映画『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が、Netflixでヒップホップ・ミュージカルドラマ「ザ・ゲット・ダウン(原題) / The Get Down」を製作することが決まったとThe Hollywood Reporterなどが報じた。
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同作は13エピソードから成り、ラーマン監督は製作総指揮のほか、最初の2エピソードと最終エピソードを監督するとのこと。衣装とプロダクションデザインは、映画『華麗なるギャツビー』『ムーラン・ルージュ』のキャサリン・マーティンが担当する。
舞台は1970年代のニューヨーク。犯罪が多発し、破たん寸前のすさんだ街がヒップホップ、パンクやディスコを生み、貧しいサウス・ブロンクスの子供たちが音楽を通じてニューヨークだけでなく、世界を変えていく様子を描くという。
10年以上にわたって構想を温めてきたというラーマン監督は、落ちるところまで落ちた、崩壊寸前の街がまったく新しい音楽、アート、カルチャーをどうやって生み出したのか、以前から追究したいと思っていたとのこと。Netflixならば制約なくドラマ作りができるともコメントしている。同ドラマは2016年中に配信をスタートする予定だという。(澤田理沙)