湘南乃風、哀川翔×品川ヒロシタッグ作の主題歌担当!オーダーは「一世風靡セピア」っぽく?
芸能生活30周年を迎えた哀川翔が主演する品川ヒロシ監督作『Zアイランド』の主題歌を、湘南乃風が担当することが明らかになった。監督デビュー作『ドロップ』(2009)でも主題歌を歌った同グループとの再タッグにあたり品川監督は、当初、哀川に合わせた一世風靡セピアふうの楽曲をオーダー。一方、描き下ろし楽曲の提供に哀川は、「ライブでこの曲をやるときは混ぜてくれよ。俺も」と笑顔でコメントしている。
抗争に敗れたヤクザの元組長・博也(哀川)が、10年の歳月を経て、謎の感染症がまん延する島でかつてのライバルたちと再び対峙(たいじ)する姿を描く本作。哀川のほか、鶴見辰吾、鈴木砂羽、木村祐一、宮川大輔、中野英雄、シシド・カフカ、そして湘南乃風からRED RICEまでもが、ヤクザとゾンビが入り乱れる前代未聞のバトルに参戦する。
そんな本作のために湘南乃風が書き下ろした楽曲が、「Z~俺等的逆襲~」。RED RICEに出演をオファーした段階で、同グループに主題歌も依頼する予定だったという品川監督は、「最初は翔さんの30周年記念ということもあって、『前略、道の上より』みたいな一世風靡セピアっぽい曲にしてほしいとオファーをしました」と笑顔。完成した楽曲について「ばっちりエンディングにはまって、カッコよくてトリハダが立ちました!」と太鼓判を押す。
哀川も「湘南乃風が、品川と俺のプロジェクト(自身の芸能生活30周年)を成り立たせるひとつの要素として主題歌を担当してくれて本当にうれしいし、感謝しかないよね」と喜びのコメント。「とりあえずRED RICEには言っておいたんだけど、ライブでこの曲をやるときは混ぜてくれよ。俺も」とコラボレーションの可能性にも言及した。
一方、撮影現場での経験を経て楽曲の制作に入ったというRED RICEは、「結果、『湘南乃風』としてまた新たな扉を開き、いままでにない世界観の楽曲に仕上がったと思います」と自信をのぞかせながら、「今回、『役者』としても『アーティスト』としても、この作品に携われたことは本当に光栄です。今後も、このような素晴らしい作品に参加できるように、人間としてもアーティストとしても精進していきたいと思います!」と真摯(しんし)に語っている。(編集部・入倉功一)
映画『Zアイランド』は5月16日より全国公開