メリル・ストリープ、『プラダを着た悪魔』共演者いじめは快感!?
『プラダを着た悪魔』で編集長とアシスタントという関係を演じたメリル・ストリープとエミリー・ブラントが、ディズニー製作のミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』で共演。力関係は再びメリルの役の方が上のようで、メリルは「『プラダを着た悪魔』の時みたいにまた彼女をイジメまくるのも、最高に楽しかったわ(笑)」と語っている。
『プラダを着た悪魔』では、ファッション雑誌「ランウェイ」のカリスマ編集長ミランダ役として、アン・ハサウェイやエミリー演じるアシスタントたちに無理難題を言い付ける姿が印象的だったメリル。その横暴ぶりは『イントゥ・ザ・ウッズ』の魔女役にも引き継がれているようで、エミリーふんするパン屋の妻に自分で呪いをかけておきながら、呪いを解くための四つのアイテムを探しに行くように命令する役回りとなっている。
メリルは、「以前共演したことのあるエミリーは良き友人でもあるから、こうして再び仕事を共にする機会を得られてとてもうれしかった」とコメント。女優として信頼関係を築いているエミリーだからこそ、遠慮なくいじめることができたようだ。
『イントゥ・ザ・ウッズ』は、おとぎ話の主人公たちのハッピーエンドのその後を描いた物語。『シカゴ』『NINE』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、ジョニー・デップ、アナ・ケンドリック、クリス・パインらが出演。メリルは本作で、第87回アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされている。(編集部・井本早紀)
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日より全国公開