ニューロティカ結成30年!全てをさらけ出すドキュメタリー映画が公開!
昨年、結成から30年を迎えたパンクバンド、ニューロティカの軌跡を追ったドキュメンタリー映画『あっちゃん』の劇場公開が決定した。30年の活動を追いながら、メンバー同士の確執やメジャー事務所との契約、給料に至るまで、バンドにまつわる全てを映し出し、1980~1990年代バンドブームの真相までをも浮き彫りにする意欲作だ。
ニューロティカ、全てをさらけ出すドキュメタリー!フォトギャラリー
ライブ回数は1,700回を超え、氣志團やマキシマムザホルモン、PUFFY、浅野忠信など、幅広いジャンルのアーティストに影響を与えてきたニューロティカ。本作は、製作資金の全額がクラウドファンディングサイトCAMPFIREで集められ、バンドの人気を証明するかのように、当初の目標金額375万円を大幅に超える940万円以上もの資金を調達することに成功した。
映画のタイトルは、バンドのフロントマンであり、ボーカルであり、唯一のオリジナルメンバーであるイノウエアツシこと“あっちゃん”から取られたもの。映画では、ライブが無い日はお菓子屋の若旦那。そして、いざライブになるとピエロに変身してオーディエンスに愛と感動を届ける彼の、これまで見せることのなかった日常にまで迫った、まさに全てをさらけ出す究極のドキュメンタリーとなる。
劇中には、ニューロティカの歴代メンバーをはじめ、SHOGO(175R)、大槻ケンヂ(筋肉少女帯)、宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))、綾小路翔(氣志團)、宮藤官九郎(大人計画)、増子直純(怒髪天)ほか、名だたるアーティストたちが出演。日本の音楽シーンを語るうえで見逃すことのできない、貴重な一本になることは間違いない。(編集部・入倉功一)
映画『あっちゃん』は4月18日より渋谷HUMAXシネマ、シネマート心斎橋にてレイトショー 5月以降、名古屋シネマテークほか全国順次公開予定