中村蒼&松岡茉優がゆうばりに!ニューウェーブアワード受賞!
北海道夕張市で行われる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」の開催に先駆け、俳優の中村蒼、NHK連続ドラマ小説「あまちゃん」の入間しおり役で話題を呼んだ女優の松岡茉優、映画監督の増田セバスチャンが、昨年から創設された「京楽ピクチャーズ.PRESENTSニューウェーブアワード」の受賞者に選ばれた。三人は、今月19日の映画祭オープニングセレモニー内で実施される表彰式に登壇する。
「ニューウェーブアワード」は、目覚ましい活躍を見せる映画人を、新しい波(ニューウェーブ)を起こしてほしいという気持ちを込めて表彰するもの。昨年は東出昌大、宮藤官九郎、そして、頭突きで瓦割りをするCMで話題を集めた女優の武田梨奈が受賞している。
近年、映画のみならず舞台やテレビとさまざまなステージで活躍し、着実に役者としての存在感を増している中村は、男優部門での受賞に「この世界にいると僕はどうしてもネガティブなことを考えてしまいがちなんですが、このような賞を頂くと自分の自信に繋がるのでとても嬉しいです。これからも映画の力を信じてこの賞の名前通りニューウェーブを起こせるように頑張りたいと思います!」とコメント。
一方の松岡は、これが女優として受ける初めての賞になるといい、「俳優という仕事をさせて頂いてきた中で初めての賞を、愛する母の故郷である北海道で頂けること、本当に有難く幸せに思っております」と感謝。「映画界に新しい風を、というと私にはまだ力不足です。期待して頂いている想いを裏切らない俳優になっていけるよう、日々精進いたします」と真摯(しんし)に思いを語っている。
また、ファッションや美術演出の分野で高い評価を獲得し、昨年『くるみ割り人形』で映画監督デビューした増田監督も、「20年以上前からアートを中心に多岐の分野に渡って活動してきましたが、最初に頂くのが映画の賞ということで、とても光栄に思っております」と歓喜。「初監督を経験してすっかり映画の魅力に取り付かれ、早く次回作を作りたくてウズウズしています」と次回作への意欲をのぞかせている。(編集部・入倉功一)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」は2月19日~23日までアディーレ会館ゆうばりほか北海道夕張市内各所で開催