三代目JSB・登坂広臣、新人賞受賞も「本業は歌」-毎日映画コンクール
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの登坂広臣が10日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた「第69回毎日映画コンクール」表彰式に出席。能年玲奈と共演し、銀幕デビューを飾った映画『ホットロード』でスポニチグランプリ新人賞を受賞しながらも、「本業は歌。そこはゆるがない」とコメント。今後の役者活動について「良い作品に巡り合えれば」と言葉を濁した。
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壇上で「初めてのお芝居でこのような名誉ある賞をいただけたのは、皆さんのおかげ。これからも日々精進します。自分を磨いてこの賞にふさわしい表現者になります」と語った登坂は、三代目JSBメンバーの反応について、「みんな『やばい』って、自分のことのように喜んでくれた」と笑顔で述懐。
受賞については「共演者の方が温かく自分を迎えてくれたおかげ」だといい、「裸になったような気持ちで(役者業に)挑戦できた」と感謝。一方で、今後の俳優活動については「本業の歌をしっかりやりたい」と慎重な態度を見せた。
そのほかこの日の表彰式では、映画『0.5ミリ』でタッグを組んだ安藤桃子監督と主演の安藤サクラが姉妹で出席。二人そろっての映画賞受賞は初だといい、会場には父である奥田瑛二夫妻の姿も。
女優主演賞を受賞したサクラは「家族参観みたいで恥ずかしい」と笑いつつ、受賞について「姉の作品でここに来られたことが本当にうれしい。30年近く、一番近くでいろんな視点から(自分を)観察してくれて、この役を生んでくれた姉に感謝しています。また、家族を超える愛情で現場を支えてくれたスタッフの方にも心から感謝します」とコメント。脚本賞を受けた姉の桃子も「姉妹での受賞は夢見ていたこと。とってもうれしいです。サクラさんは一番仕事をしたかった相手。でも、わたしが監督として失敗した場合、妹であるサクラと女優であるサクラを同時に傷つけるのではと思い怖かった」と明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)