橋本愛、ベルリン映画祭で完璧なドイツ語スピーチ!
第65回ベルリン国際映画祭
映画『リトル・フォレスト』に主演した橋本愛が現地時間10日、ドイツ・ベルリンで開催中の第65回ベルリン国際映画祭で完璧なドイツ語のスピーチを行い、会場を大いに沸かせた。『リトル・フォレスト』は、都会で自分の居場所を見つけられない主人公が故郷の山村に帰り、自給自足の生活をしながら生きる力を充電していく姿を「夏・秋・冬・春」の4部作で描いた作品で、「食」にまつわる良作を選出し上映する同映画祭のキュリナリーシネマ部門に正式招待されていた。
200席のチケットは売り切れとなり、早い時間から大勢の観客が集まった会場に森淳一監督と華やかな着物姿の橋本が現れると大きな歓声が。橋本は完璧なドイツ語で「初めまして、橋本愛です。わたしにとって初めての海外映画祭参加がこのベルリン映画祭という素晴らしい場所で、この映画を上映する機会をいただけたことを大変光栄に思います。ありがとうございます。そして、今日という日がわたしにとって忘れられない1日になることを実感しています。本作で日本の表情豊かな風景と、自然と共生しているからこそ生まれた食の魅力が伝わればうれしいです。本当にありがとうございました」とスピーチしてベルリンの観客を魅了した。
上映後は、観客200名と共に豪華レストラン「Gropius Mirror」に移動し、ドイツ屈指の有名シェフ、ミハエル・ケンプ氏が『リトル・フォレスト』にインスパイアされて作った特別メニューを堪能した橋本。舞台あいさつとディナーを終えた橋本は「初めて国際映画祭に参加して、国境に関係なく、人と人として心を通わせることができたのかな、ということがすごくうれしかったです」と充実感をみなぎらせていた。なお、橋本は主演作『ワンダフルワールドエンド』も同映画祭の「ジェネレーション14プラス」コンペティション部門に正式招待されている。(編集部・市川遥)
映画『リトル・フォレスト 冬・春』は2月14日より全国公開