アカデミー賞直前!斎藤工、ジョン・カビラ、高島彩が注目する作品とは?
第87回アカデミー賞
いよいよ今月23日(現地時間22日)に開催される「第87回アカデミー賞授賞式」を前に、WOWOWでの授賞式生中継番組の案内役を務めるジョン・カビラ、高島彩、そして現地でのレッドカーペット・ナビゲーターに就任した俳優の斎藤工に、ズバリ今回のアカデミー賞の注目作について直撃した。
今回、作品賞にノミネートされた作品の中でも、本命ともいわれるリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、 大人になるまで。 』は3名とも「作品賞を取る可能性は高い」と高く評価。中でも高島は自身が母親になったこともあって、同作への思いはひときわ強い様子。「ノミネーション前から予想していた『6才のボクが、 大人になるまで。 』がしっかりとノミネートされていてうれしいですね。決して大きな事件がある映画ではないんですけど、自分の青春にも照らし合わせられますし、自分の今を映し出すこともできるし、親戚のように見守ることができます」と絶賛だった。
一方のカビラは「個人的には『グランド・ブダペスト・ホテル』のノミネートがうれしかったですね。よくぞ作品賞に入れてくれました」と切り出すと、「熱狂的なファンが多い監督ですから。あの圧倒的な様式美の追求も素晴らしい。メイキングの映像を見ても、俳優たちが監督をリスペクトしているのがわかるんですよね。ただ下馬評は『6才のボクが、 大人になるまで。 』なので、どうなるのか楽しみです」とワクワクしている様子だ。
映画通としてもおなじみの斎藤の注目は、デイミアン・チャゼル監督の『セッション』。「確かに『6才のボクが、 大人になるまで。 』の評価は高いですし、僕もそう思います。でも個人的には、『セッション』の衝撃が強かったので応援していますね。それから役者陣ですと、『博士と彼女のセオリー』に旋風を巻き起こしてほしいです。というのも、男性版のジェニファー・ローレンス的な人が最近出ていない感じがするんです。ベテランの対抗馬として出馬している感じがありますし、同い年ということもあって、エディ・レッドメインは応援したいですね」と付け加えた。
注目作品も三者三様となったが、果たしてどの作品がオスカーの栄誉に輝くのか。今から楽しみだ。(取材・文:壬生智裕)
「直前大予想! 第87回アカデミー賞」は2月21日(土)午後2時00分よりWOWOWプライムにて放送
「生中継!第87回アカデミー賞授賞式」は、2月23日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて放送(同時通訳)(夜9時より字幕版を放送)