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辻仁成、息子の力でどん底から復活

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息子の力について語った辻仁成
息子の力について語った辻仁成

 作家でミュージシャン、そしてパリ在住のシングルファーザーとして息子と二人暮らしをしている辻仁成が17日、都内で行われた映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のトークイベントに出席した。

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』フォトギャラリー

 ツイッターの炎上によってどん底に陥った元一流レストランのシェフ(ジョン・ファヴロー)とその息子の姿を描いた本作。「ツイッターで暴言を吐いてしまうところなんかはまるで自分を見ているみたいで」と切り出した辻は「ツイッターに書かれたことって一生消えないじゃないですか。その書かれたものをいつか息子が見るのかなと思うと……」と複雑な胸中を吐露するも、「でも息子の力で(どん底だった)父が復活するというシチュエーションは僕と似ているなと思う」と本作に深く共感していた。

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 雑誌「女性自身」で辻が連載中のコラム「ムスコ飯」とのコラボで行われた今回のイベント。その「ムスコ飯」の連載が決まったのは昨年の離婚騒動のさなかだったという。辻は「ちょうど大変なときに新聞に出てビックリしたけど、その日の夜に前の連載の打ち上げで田邉さん(「女性自身」の田邉浩司編集長)たちとご飯を食べようという約束をしていた。それって飛んで火に入る夏の虫じゃないですか。でもここで仮病を使うのも男らしくないなと思い、会いに行ったんですよ」と明かす。

 「そこでこのことを書いてくれないかと言われ、来たなと思った」というが、「そのとき話をする中で、自分にうそをつかないでやればいいじゃないかと。確かに僕は悪いイメージだけど、(世間に)出た方がいいよと田邉さんが言ってくれた。それがきっかけでメディアにも露出するようになった」と心境の変化について語っていた。(取材・文:壬生智裕)

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は2月28日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

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