ブルーレイ大賞「ももクロ」が2年連続ユーザー大賞に!グランプリは『アナと雪の女王』
画質・音質に優れたブルーレイ作品を表彰する「第7回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」授賞式が、17日に都内で行われ、“ももクロ”の愛称でおなじみの人気アイドルグル-プ・ももいろクローバーZが2年連続で「ユーザー大賞」に輝いた。また、グランプリには300万セットを超える大ヒットを記録した『アナと雪の女王』が選ばれた。
一般ユーザーの投票で最も支持を受けた作品に贈られる「ユーザー大賞」。今年は過去最多の2万2,397票という盛り上がりを見せ、ももクロが昨年の「ももクロ 秋の二大祭り『男祭り+女祭り2012』」に続き、2年連続の栄冠となった。受賞作「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」は、国立競技場で女性グループ史上初のワンマンライブを実現させた伝説的シーンを収録するブルーレイ。この日はサプライズでももクロの喜びの声を伝える映像も流れた。
アンバサダーとして出席した俳優・竹中直人は、グランプリ受賞作『アナと雪の女王』について「映像もサウンドも圧倒的な作品だった。それに日本語の吹き替え陣が本当に素晴らしい。僕は、なぜあそこに自分がいないのか悔しい。大好きなピエール瀧くん(オラフ役)に嫉妬します」とコメント。麻倉怜士審査員長は、「7回目を数えて、今回の入賞作にはどれも質的な飛躍が見られ、次の時代に突入した感がある。特にグランプリは、300万という驚異的なセールスで、ブルーレイが大衆が選ぶメディアになってきた証拠ではないか」と総評を述べた。
本アワードは、その年度に発売されたブルーレイソフトの中で、ブルーレイディスクの特徴を最も生かした作品を表彰するもの。2009年にスタートし、今回が7回目。映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「DEGジャパン」(デジタル・エンターテイメント・ グループ・ジャパン)が主催する。この日は、プレゼンターにモデルの筧美和子も出席した。(取材/岸田智)
「第7回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」受賞作は以下の通り
・グランプリ:『アナと雪の女王』
・ベストBlu-ray 3D賞:『ゼロ・グラビティ』【初回限定生産】 3D&2D ブルーレイセット
ベスト高画質賞
・映画部門(洋画):『トランセンデンス』
・映画部門(邦画):『相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』
・TVドラマ部門:「ダウントン・アビー」ブルーレイBOX
・企画映像部門:「クルーズトレイン『ななつ星☆九州に煌めく』ブルーレイ+DVDセット」
・ライブエンターテイメント部門:「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」Day1/Day2 Blu-ray BOX【初回限定版】
・アニメ部門(洋):『アナと雪の女王』
・アニメ部門(邦):『SHORT PEACE』(通常版)
・アニメ部門(TV・その他):「シドニアの騎士」第2巻
ベスト高音質賞
・音楽部門(クラシック):「シューマン:交響曲全集/ベルリン・フィル&サー・サイモン・ラトル指揮」
・音楽部門(ポップス他):「スティング/ザ・ラスト・シップ~ライヴ・アット・ザ・パブリック・シアター」
・音響効果部門:『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』
・ベストレストア / 名作リバイバル賞:「<小津安二郎生誕110年・ニューデジタルリマスター>『Color 4 OZU~永遠なる小津カラー』小津安二郎監督カラー4作品 Blu-ray BOX」
・ベストインタラクティビティ賞:『X-MEN:フューチャー&パスト』3枚組コレクターズ・エディション〔初回生産限定〕
・審査員特別賞:『ネイチャー』3D&2D Blu-rayセット、「シューマン:交響曲全集/ベルリン・フィル&サー・サイモン・ラトル指揮」
・ユーザー大賞:「ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」