倉科カナ、15歳の中学生役に挑戦!制服&体操着に苦笑
俳優の小出恵介と倉科カナが18日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマW「天使のナイフ」の製作発表記者会見に出席した。会見中、報道陣から「撮影中、驚いたことは?」と質問された倉科は、「現場で中学生に交じって、制服を着させられたこと」と答え、会場の笑いを誘った。この日は、藤本泉、千葉雄大、ラサール石井、演出の永山耕三、原作者の薬丸岳も出席した。
先週、自身のブログで27歳にして中学生を演じたことを明かし「コントじゃ無いですよ 真面目なドラマです!」と書き込んでいた倉科。その「ドラマ」が本作であったことが判明した。劇中、主人公・桧山(小出)の娘が通う保育園の保育士・みゆきを演じた倉科は、回想シーンで「制服姿で15歳を演じさせられてメンタル的に追い込まれ、寒い中、ハーフパンツ姿で走らされて体力的にも、永山監督に追い込まれました」とコメント。
さらに、主人公の妻・祥子を演じた藤本が「わたしも一緒に15歳を演じたのですが、中学生のハーフパンツの短さに、改めて『こんなに短かったのか』と驚きました」と続けると、小出は「僕は年代的に、(二人は)ブルマをはくんだろうと期待していたけど、ハーフパンツだったので、アレ? と思いました」と少しガッカリした表情。そんな小出に「子供を抱くのが極端にヘタでびっくりした」(藤本)「子供は平たく抱くんですよ」(倉科)と二人が逆襲する一幕も。
一方、会見の最後には、明後日20日が31歳の誕生日という小出のため、サプライズでケーキが登場。倉科と藤本から「アーン」のサービスを受けた小出は、「もうそんな歳じゃないけど」と言いつつ笑顔を見せていた。
本作は、第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸のデビュー作を、テレビドラマ「ひとつ屋根の下」などで知られる永山の演出でドラマ化。13歳の少年たちに妻を殺害されたカフェの店長・桧山を主人公に、14歳未満の殺人犯は刑事責任を問われない少年法の壁を前にした人々の葛藤を、被害者と加害者、両方の視点に立って描く。(取材/岸田智)
WOWOW 連続ドラマW「天使のナイフ」は2月22日より放送開始(毎週日曜22:00~・第1話無料放送)