松岡茉優、汗染みを心配 バースデーサプライズに大テレ!
女優の松岡茉優が18日、スペースFS汐留で行われた映画『サムライフ』の舞台あいさつに三浦貴大、加治将樹、柾木玲弥、山本涼介、森谷雄監督と登壇。松岡は16日に20歳の誕生日を迎えたばかりで、舞台あいさつの最中にはサプライズでケーキが登場。会場一体となってバースデーソングを合唱した後、森谷監督からケーキを食べさせてもらった松岡は、緊張で顔を真っ赤にさせながら「この服ベージュなので、汗で染みができる前に早く去りたい」と必死に照れ隠しをしていた。
同作は「理想の学校を作る」という夢を実現させた長野県の元高校教師の実話を基にした人間ドラマ。『キッズ・リターン 再会の時』などの三浦が主人公を演じ、さまざまな方法で学校設立の夢へと近づいていく元教師と教え子たちの奮闘をつづる。
メインキャスト内で紅一点となった松岡は、「わたしだけ少し遅れて撮影に入ったら男子高校生のような4人がいて、ちょっと入れないなと思いました」と撮影当初の印象を紹介。「皆さん、埃(ほこり)だらけの撮影の後に手を洗わないでご飯を食べていたので、『手、洗いなよ』って言うところから打ち解けてきました」としおらしく振り返ると、すかさず三浦が「そんな優しくなかったですよ。『手洗いなさい!』って、僕が一番怒られていました」と松岡のムードメーカーぶりを明かし、会場は笑いに包まれた。
一方、これまで暗い役が多かったという三浦は「こういう夢に向かっていくような、熱い人の役はなかなかなかったのでどうやろうと思っていたけど、実際の(主人公のモデルになった)長岡(秀貴)さんにお会いしたらすごく魅力的な人だったので、このコピーをやりたい、この人を表現したいと思ってやっていました」と役に込めた思いを述懐。
そんな三浦の熱意には、松岡も「腕の組み方とかタバコの吸い方とかすごく癖があると思ったら、その後に原作者の長岡先生とお会いしてまるで同じでびっくりしました」と驚いたそうで、「雰囲気とか醸し出すものがすごく似ていて、そのまま惹(ひ)きつけられて安心してついていけました」と三浦の入魂の演技を絶賛していた。(中村好伸)
映画『サムライフ』は2月28日より公開