林遣都、ウザい笑顔の作り過ぎで顔がけいれん!
俳優の林遣都が20日、NHK放送センターで行われた、ドラマ「その男、意識高い系。」完成試写会に、伊藤歩、大地真央と共に出席。常に笑顔で、かなりウザいというキャラクターを演じた林は、「表情を作り過ぎて顔がけいれんした」と撮影時の苦労を振り返った。
【写真】“意識高い診断”で大盛り上がり!ドラマ「その男、意識高い系。」完成試写会
本作は、恋と自分の人生を見つめ始めた“意識高くあろうとする”女子社員の坪倉春子(伊藤)と、実力もないのに自己演出だけにたけた“意識高い系”新入社員の一条ジョー(林)が繰り広げる、笑って泣けるビジネスコメディー。
自分が正しいと疑わず、反省しない・後悔しない・成長しないの三拍子で春子をいら立たせるジョーを演じた林は、「好き放題やらせていただけて、毎日が楽しかった」とにっこり。しかし、常に笑顔という役であったため、「毎日表情を作り過ぎて顔がけいれんして、目の下のピクピクが止まらなかった。うまく笑えなくなったことは大変でした」と苦労もこぼした。
一方、そんなジョーに振り回される春子を演じた伊藤は、「テンションが高い、やる気にあふれる役だったので、ワンシーンごとに体力を使い、陸上をやっているのかなっていうくらいゼェゼェした」と役に全力投球し、やり切った感に満ちた爽快な笑顔を見せた。
この日は、公式サイトで公開されている「意識高い診断」を林も体験。林は迷うことなく淡々と質問に答えると、「昭和のサラリーマンタイプの二宮考至(駿河太郎)」という診断結果に。林は「現代について行くのが結構つらいので、当たっているのかなぁ」とポロリ。また、「男って格好つけたいというか、言葉を先に選んで女性を助けようとしたり、大きく見せようとするけど、それがなかなか女性には伝わらない」と、春子の彼氏である二宮と自身の恋愛面における共通部分にも触れ、自嘲気味に笑った。(取材・文:鶴見菜美子)
ドラマ「その男、意識高い系。」(毎週火曜夜11時15分~11時44分)はNHK BSプレミアムにて3月3日より放送開始