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『るろ剣』アクション監督、ドニー・イェンとの撮影秘話を語る

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初日舞台あいさつに登壇した谷垣健治(一番右)ら
初日舞台あいさつに登壇した谷垣健治(一番右)ら

 21日、香港映画を代表するアクションスター、ドニー・イェンの主演映画『スペシャルID 特殊身分』の初日舞台あいさつが新宿武蔵野館で行われ、『るろうに剣心』シリーズではアクション監督を務め、本作ではスタントコーディネーターを務めた谷垣健治をはじめとしたスタントチームが出席。アクションシーンの裏側などを熱く語った。

映画『スペシャルID 特殊身分』フォトギャラリー

 同作は、『イップ・マン』シリーズなどのドニーが、主演とアクション監督を務めたアクションドラマ。潜入捜査官として裏社会に生きる主人公が、トラブルを逆手に取り、中国の女性刑事と共に事件解決を目指す姿を描く。

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 谷垣のほか、この日登壇したのはアシスタント・スタントコーディネーターの大内貴仁、スタントチームの佐久間一禎、柴田洋助、富田稔、佐藤健司、日野由佳。ドニーの現場初参加で、ヒロインであるジン・ティエンのスタントをこなした日野は撮影を振り返り、「(ドニーは)時間を考えずに満足いくまで撮っていた。ロケーションもドニーさんが来て『ここだと面白くない』と言って別のところに変わって、次の日に(別の場所で)撮影することもあった」と述懐すると、谷垣も「みんな撮影の準備をしていても、ドニーが『ここは良くない』って言った瞬間に次のところにロケハンに行くっていうね」とドニーのこだわりを明かした。

 また、アクションの内容が撮影前に変わることも多く、慌ただしさもあったというが、それでも谷垣は「いいのは僕らが全て優先。『アクション映画だからアクションが優先だ』と言って」とドニーのアクションにかける思いを紹介。続けて、他の現場と比べ、「ドニーの現場の方が時間もそうだし、規模や体制も一番やりたいことはできていると思います。高速道路で戦っているシーンでは、段々と後ろに建築物が建っていっている。それくらい時間がたっている」と振り返った。

 舞台あいさつの最後にはTシャツやクリアファイルが当たる抽選会も開催。22日からはメイキングの様子を収録した映像が同劇場のロビーで流される予定。(中村好伸)

映画『スペシャルID 特殊身分』は公開中

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