メリル・ストリープ、約3年ぶりの来日が決定!
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』で第87回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープが、映画プロモーションのために約3年ぶりの来日を果たすことが決定。来日するのは、2012年3月に日本公開された『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のとき以来。
メリルは、映画の公開に先駆けて3月に開催されるジャパンプレミアに出席する予定。プレミアには、監督のロブ・マーシャル、赤ずきん役のリラ・クロフォード、宣伝ナビゲーターの神田沙也加も登壇するとのこと。
『イントゥ・ザ・ウッズ』でメリルは、パン屋の夫婦に子供ができない呪いをかける非情な部分がある一方で、まな娘ラプンツェルを育てる母としての一面も持つ魔女を熱演。マーシャル監督は、「もろさや恐怖心を抱えた、人間味あふれるリアルで等身大の魔女を演じた彼女には、つくづく感心させられました。それもメリル・ストリープだからこそなせる業といえるでしょう」とべた褒めしている。
そして今回、来日を記念してメリルの歌唱シーンが公開。映像では塔の外に憧れを抱き、親元から離れようとするラプンツェルを必死で引き留める魔女の姿が描かれており、ラプンツェルへの深い愛情と彼女を失うことへの恐怖を全身で表現しているメリルの姿は必見だ。
これまでアカデミー賞に19回ノミネートされ、自身の持つ俳優のノミネート最多記録を更新し続けているメリル。現地時間22日に、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される授賞式で受賞すれば、史上2人目の4度オスカーに輝いた俳優として歴史に名を刻むことになる。(編集部・井本早紀)
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日より全国公開