水谷豊、パリで小説の神様が降臨!『王妃の館』予告編公開
俳優の水谷豊主演で浅田次郎の同名小説を実写化する映画『王妃の館』の予告編とポスターが公開され、水谷に小説の神様が降臨するシーンなどパリでの壮大な物語の一端が披露された。
日本語で「王妃の館」を意味するパリの超高級ホテルを舞台にした本作は、倒産しそうな旅行会社が企画したとんでもないツアー計画の参加者たちのウイットに富んだ人間模様を、テレビドラマ「相棒」シリーズなどの橋本一監督が笑いと涙を交えて描き出す大人のエンターテインメント。
水谷が天才小説家・北白川右京を演じるほか、田中麗奈、吹石一恵、尾上寛之、青木崇高、中村倫也、安達祐実、山中崇史、野口かおる、緒形直人、石橋蓮司、安田成美、石丸幹二ら実力派俳優陣が名を連ねている。
公開された予告編は、水谷やツアー観光客たちが織りなすユーモアたっぷりの人間ドラマを映し出したもの。「来た」と顔色を変えた水谷が急いで歩いていると、「小説の神様が降りてきたんだ」と声が掛かり、水谷が冷静に「はい。来ました」と返す場面では、天才小説家が持つ独特の雰囲気を垣間見ることができる。また、原作は浅田自身が「映画化は不可能」と語っていた小説だが、22日間に及ぶパリのロケで原作の空気感を見事に再現。華やかなパリの街並みや、日本映画初のロケとなったベルサイユ宮殿など、観ているだけで楽しくなるパリの景色も必見だ。(編集部・吉田唯)
映画『王妃の館』は4月25日に公開