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剛力彩芽、恋愛感情ナシの壁ドンに「ある意味怖かった」

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恋愛感情のない壁ドンシーンに挑んだ剛力彩芽、
恋愛感情のない壁ドンシーンに挑んだ剛力彩芽、

 女優の剛力彩芽が23日、都内で行われた松本清張原作ドラマ「黒い画集-草-」の取材会に、村上弘明陣内孝則と共に出席。劇中で刑事役の陣内からシリアスな「壁ドン」をされるシーンがあることに触れた剛力は「わたし自身としてはうれしかったのですが、緊迫感あるシーンなのである意味怖かったです。ぜひそこも注目していただけたらうれしいと思います」と、壁ドンブームを巻き起こした自身の出演作『L・DK』とはまた違ったシチュエーションを振り返った。

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 同作はテレビ東京が開局50周年特別企画として制作した、松本清張原作の医療サスペンス。怪事件が起こるある大病院を舞台に、不審な行動をする謎の入院患者・沼田一郎(村上)とその娘の沼田亜衣(剛力)、そして事件を追う刑事・桐嶋英司(陣内)らの姿を描く。

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 本作の壁ドンは恋愛要素を含んだものではなく、剛力が刑事役の陣内に行く手を阻まれるというシリアスな場面で登場。このシーンを提案したのが自分だったことを明かした陣内は、「あの(撮影の)ころ、マスコミさんでもブームになっていたので、恋愛感情のない壁ドンというのをやってみせたら監督から『やってください』って言われて」と説明。

 実際の撮影では何度もテイクを重ねたそうで、陣内は「壁ドンといってもいろんな角度から撮るので、何回も壁をたたいていたら手が痛くなって。やんなきゃ良かった」と毒づいてみせ、周囲の笑いを誘った。

 また剛力にとっては本作は、初の松本清張原作作品。サスペンス要素もある内容に「目線の動きとか表情の作り方とかもいろいろ考えさせられながら、やらせていただきました。すごく難しさもあり、この世界に入る楽しさもあり……」と苦労の言葉を口にすると共に、村上と陣内に向けて「ご指導いただいてありがとうございました」と感謝も述べていた。(中村好伸)

テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張「黒い画集-草-」はテレビ東京系列にて3月25日21時より放送

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