70年代ブラック・パワー・ムービーの代表作『黒いジャガー』リメイクへ
アーネスト・タイディマンによる小説の映像化で、1971年から73年にかけて製作された映画3部作や、テレビシリーズで知られる『黒いジャガー』が、ニューラインシネマによりリメイクされることになったとThe Wrapが伝えた。
本作は、私立探偵のジョン・シャフトが、ニューヨークを舞台に活躍する作品。1960年から70年代にかけ、黒人の登場人物を肯定的に描いたことが特徴の、ブラック・パワー・ムービーの代表的作品だ。映画3部作、テレビシリーズともに、リチャード・ラウンドトゥリーが主演を務めた。
2000年には、パラマウント製作により、サミュエル・L・ジャクソンが、元祖シャフトのおいという設定で主演を演じたリメイク版が公開されている。
映画『アイ,ロボット』や『ガリバー旅行記』のプロデューサー、ジョン・デイヴィスが、本作の製作を担当する。
2000年リメイク版の続編としてジャクソンがシャフト役を演じるのか、あるいは、キャスティングも一新するリメイクになるのか、詳細は明らかになっていない。(鯨岡孝子)