ホーキング博士、エディ・レッドメインのオスカー受賞を祝福
“車椅子の物理学者”スティーヴン・ホーキング博士が、映画『博士と彼女のセオリー』で自分を演じアカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインに祝福のメッセージを送った。
【動画】エディ・レッドメインがオスカー受賞!『博士と彼女のセオリー』予告編
ホーキング博士は自身のFacebookページに、「『博士と彼女のセオリー』で僕を演じたエディ・レッドメイン、オスカー獲得おめでとう。よくやったね、エディ。君を誇りに思うよ。SH」と書いている。
徐々に体中の筋肉が衰える難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っている73歳のホーキング博士は、アカデミー賞授賞式に出席できる体調ではなかったため、参加できなかったとのこと。「スティーヴンは飛行機でロサンゼルスに行くだけの健康状態ではないと医者に言われたそうです」と同映画の脚本家アンソニー・マクカーテンはコメント。エディも授賞式の前に博士の欠席を残念に思うと言っていた。
オスカーを手にしたエディは、スティーヴンと彼の家族、そしてALSと闘っているすべての患者にオスカーをささげるとスピーチ。「この賞は世界中でALSと闘っている人のものです。その中でも特に、スティーヴン、ジェーン、ジョナサン、そしてホーキング家の子供たちのものです」と壇上で語った。(BANG Media International)