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自然体の演技がスゴイ天才子役、ジョン・ファヴロー新作『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』で学んだことは?

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自然体な演技に注目! エムジェイ・アンソニー
自然体な演技に注目! エムジェイ・アンソニー

 映画『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴローが製作/監督/脚本/主演を務めた新作『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』について、注目の子役エムジェイ・アンソニーが語った。

【動画】エムジェイ・アンソニーが豪華キャストと共演!『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』予告編

 本作は、オーナー(ダスティン・ホフマン)とのけんかで有名レストランをクビになったシェフのカール(ジョン・ファヴロー)が、元妻(ソフィア・べルガラ)と息子(エムジェイ)とシェフ仲間マーティン(ジョン・レグイザモ)の協力を得て、フードトラックで移動販売を始め、全米を横断しながら、家族関係を修復していくさまを描いたドラマ。

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 オーディションについて「最初のオーディションは、これまでと変わりなかったけど、何度か電話がかかってくるたびにナーバスになった。オーディションも難しくなり、やっと役をもらえたときは飛び上がったよ!」と答えた。映画内の映像には含まれていないが、セットで楽しかったことは「僕の母親を演じたソフィア・べルガラに(遊びで)プロポーズしたり、一緒にソファで寝たことかなぁ」とおませな発言をして笑わせた。

 ファヴローから学んだこととして「“アクション”の声と同時にすぐに泣くことを学んだ。悲しいことを考えながら、大げさに泣くと良いんだ」と答え、即興の演技については「ジョン・レグイザモは即興の達人で、即興で叫んだり、何か物を振り回したりするたびに、その映像がちゃんと映画内で使われていたから、すごいよ!」と明かした。また、印象に残っている場所を尋ねると「ニューオーリンズで、揚げたワニの肉やベニエ(生地を油で揚げたドーナツに似たペストリー)などを食べたりしたよ!」と答え、特にベニエが大変気に入ったそうだ。

 これから出演したい映画については「アクション映画。コミックにも興味があるから、コミックの実写映画で特殊能力を持ち、女の子も手に入れるようなスーパーヒーローを演じたい」と語る彼は、マーベル作品に興味があるという。現在ホームスクールで学ぶ彼は「僕には他の子供たちよりも自由な時間があるから、その時間に友人とフットボールをしたり、プレイステーションをしている」と語った。撮影現場では、ファヴローの息子とiPhoneのゲームで遊んだそうだ。

 映画で、エムジェイは背伸びせず等身大の子供を演じ、ファヴローとレグイザモという個性的な俳優に囲まれながらも、自然体の見事な演技を披露している。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』は2月28日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

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