テリー・ギリアムが5年ぶり来日!近未来映画『ゼロの未来』引っ提げ
鬼才テリー・ギリアム監督が、映画『12モンキーズ』に続く近未来物として手掛けた新作『ゼロの未来』を引っ提げ来日することが決まった。ギリアム監督の来日は、ヒース・レジャーさんの遺作となった『Dr.パルナサスの鏡』(2010年公開)以来5年ぶりとなる。
コンピューターに支配された世界を舞台にした本作は、謎めいた数式「ゼロの定理」の解明に挑む孤独な天才プログラマーのコーエン(クリストフ・ヴァルツ)が、魅力的な女性や「ゼロ」の秘密を知る若者との出会いをきっかけに変わっていく姿を描いたヒューマンドラマ。ギリアム監督は初来日時に秋葉原を訪れカルチャーショックを受けたといい、『ゼロの未来』のオープニングシークエンスは「わたしの秋葉原旅行そのものなんだ」と語るなど本作と日本の関わりは深い。
ギリアム監督は日本のファンに「また日本の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします」とメッセージを送っている。記者会見をはじめとする来日プロモーションは、3月25日からを予定している。(編集部・市川遥)
映画『ゼロの未来』は5月16日よりYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかにて公開