ソニーが1億円超で落札…『パイレーツ』新作監督らが手掛けるサンタクロース映画が始動!
米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが、「オズの魔法使い」などで知られる児童文学作家ライマン・フランク・ボームの「サンタクロースの冒険」を原作にした映画『ウィンターズ・ナイト(原題)/ Winter's Knight』の脚本を再執筆するために『スター・トレック』第3弾の脚本家であるパトリック・マッケイとジョン・D・ ペインと交渉中であるとDeadlineが報じた。
若手の脚本家ベン・ラスティグとジェイク・ソーントンによって執筆された『ウィンターズ・ナイト(原題)』は、ソニーが昨年オークションでユニバーサル・ピクチャーズやワーナー・ブラザースらと競った末に、100万ドル(約1億2,000万円・1ドル120円計算)で落札し話題を呼んでいた。
それほどまでにオークションが白熱した理由に、作品の世界観はもちろんのこと、ノルウェーの海洋アドベンチャー映画『コン・ティキ』で、第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、現在『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テールズ(原題) / Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』の撮影を行っているエスペン・サンドベリとヨアヒム・ローニングが監督として考えられていることが挙げられる。
本作は、サンタクロースのモデルとなった実在の人物である聖ニコラオスや海上から西ヨーロッパに侵攻したバイキングの神話などの要素を織り交ぜながら、サンタクロースの起源に迫る作品になるという。ソニーは、監督たちが『パイレーツ』新作を完成させ次第、年内に製作を開始できるように取り組んでいるとのこと。(編集部・石神恵美子)