「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ完結編が4月に2日間の限定公開
オリジナルビデオシリーズ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」の完結編『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』が4月に2日間限定で劇場公開されることが明らかになった。
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版』場面写真
本シリーズは、『ノロイ』『オカルト』などモキュメンタリー映画の名手として知られるホラー映画界の鬼才・白石晃士監督が都市伝説や怪奇現象を題材にしたホラーで、映像制作会社のディレクター工藤、アシスタント市川、カメラマンの田代が特ダネを入手すべく、「口裂け女」「河童」「幽霊」など一般人から寄稿された恐怖体験の調査に乗り出す物語。
威勢はいいものの凶暴&自己チューな性格で、ピンチが訪れるとアシスタントを盾にしたり逆ギレする工藤の強烈なキャラクターもあって、恐怖と笑いが混在する絶妙なテイスト、そして予測不可能な衝撃のラストがシリーズのお約束。2012年から2014年にかけて「FILE-01 口裂け女捕獲作戦」「FILE-02 震える幽霊」「FILE-03 人喰い河童伝説」「FILE-04 真相!トイレの花子さん」「劇場版・序章 【真説・四谷怪談 お岩の呪い】」計5作品のオリジナルビデオを、2014年には『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版』を劇場版として製作。本作の劇場公開時には渋谷アップリンクが連日満員となり、本公開を記念したニコニコ動画でのシリーズ一挙放送では視聴者数が30万人に上る盛り上がりを見せた。
そして今回、完結編として製作された『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』では、「史上最恐の劇場版」から1年半後、新宿の上空に謎の「巨人」が出現するなか、前作で異世界にのみ込まれ行方不明となった工藤と市川を救出しようとするカメラマン田代の戦いが描かれる。政府当局の調査により「無害」と判断された「巨人」の正体とは? 果たして、田代は工藤と市川を無事この世に連れ戻すことができるのか。シリーズを締めくくる、白石監督のド肝を抜くサプライズに期待したい。(編集部・石井百合子)
映画『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 最終章』は4月11・12日、渋谷アップリンクにて限定公開