松坂桃李、SEX依存症の天才外科医役で前張り撮影「なかなか手ごわい」
俳優の松坂桃李らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』完成披露舞台あいさつに出席し、「ウソ」がポイントである映画の内容にちなんで「若干ウソが交じることもある」前提でトークを行った。
各キャストが個性的なキャラクターを演じる中、「SEX依存症の天才外科医」を演じた松坂は、撮影で前張りを使ったことを告白。石川淳一監督から「前張りもしましたし、毛剃りもお願いして」と説明されると、松坂は「なかなか手ごわいやつだなと。角度によってばれたりするので、ポジショニングだったりいろいろ試行錯誤して自分のベストの前張りをつくりました」と振り返った。
さらに、チャラい役どころについて松坂は「下衆の極みだと自分でも思ってやらせていただきました」と自虐的に紹介。「監督が非常にいい環境を作っていただいたおかげで、非常にスムーズにやらせていただきました」といつもながらかしこまった口調で述懐した。
また、この日はほかに戸田恵梨香、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、窪田正孝、矢野聖人、木南晴夏、富司純子ら豪華メンバーが一堂にそろった。「対人恐怖症の妊婦」を演じた戸田は、「試行錯誤でやっていたので心配はしていましたが、素晴らしい作品になっているので安心しました」と満足げな笑み。「魔性のキャビンアテンダント」役の菜々緒も「ぶっとんだキャラクターでどんどん豹変していくので、そのへんも観ていただけたらと思います」とアピールし、MCから「変なポーズ」があることを紹介されると「抵抗はなかったです」と笑顔で語った。
同作はテレビドラマ「リーガルハイ」シリーズの製作陣と豪華キャスト陣が集結した群像コメディー。「エイプリルフール」の日についた小さなウソが大きな騒動を引き起こしていくさまをコミカルに描く。(中村好伸)
映画『エイプリルフールズ』は4月1日公開