ピクサー初!世界42言語ごとに名前が変わる主人公が登場!日本名も決定
人間の感情を主人公にしたディズニー/ピクサーの新作映画『インサイド・ヘッド』で、主人公の名前がそれぞれの国によって変わることがわかった。日本名は「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」に決定し、他の国でもそれぞれの言語で感情を表す名前が付けられているという。日本を含め世界42言語で異なる名前が付けられるのは、ディズニー/ピクサー史上初の試みとなる。
ピクサー長編アニメーション20周年記念作品となる本作では、11歳の少女ライリーの頭の中が舞台。ライリーの感情たちが、彼女の幸せのために奮闘するさまが描かれる。監督を務めるのは、『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』などのピーター・ドクター。
感情は、ハッピーで楽しい気分にさせる「ヨロコビ」、悲しい気分の時に現れ、どのような役割を持っているかは不明の「カナシミ」、腹が立ったときに怒りを爆発させる「イカリ」、嫌なものや気持ち悪いものを拒絶させる「ムカムカ」、危険や恐怖から身を守り安全を確かめさせる「ビビリ」の五種類。
決定した日本名についてディズニーの作品担当者は、「各国それぞれの感情そのものを表す言葉でこの主人公=感情たちに名前をつけてほしい、というピーター・ドクター監督の思いから、感情を表す日本ならではの言葉を名前にしました。ぜひいろいろな感情に親しみをもってもらえたらうれしいです」とコメントしている。(編集部・井本早紀)
映画『インサイド・ヘッド』は7月18日公開