『シドニア』声優の逢坂良太&洲崎綾、声優アワード新人賞に観客から祝福!
声優の逢坂良太と洲崎綾が6日深夜、新宿バルト9で行われた『劇場版 シドニアの騎士』初日舞台あいさつに出席、第9回声優アワード新人賞を受賞したばかりの二人に、会場から祝福の声が寄せられた。この日は金元寿子、副監督の瀬下寛之、そして原作者の弐瓶勉も登壇した。
主人公・谷風長道役の逢坂が新人男優賞を、そしてヒロイン・星白閑の洲崎が新人女優賞を獲得したことが発表されたこの日、会場からは「おめでとう!」という言葉とともに、盛大な拍手が送られた。その様子に笑顔を見せた逢坂は「それもこれも『シドニアの騎士』のおかげです。感謝しています」とコメント。瀬下副監督は二人にシャンパンをプレゼントすると「今日、ニュースで(受賞を)知ったので買ってきました。これでゆっくりと祝杯をあげてください」と労をねぎらった。
ついに初日を迎えたこの日、満員の観客を見渡した瀬下副監督が「一言で言うなら感無量ですね。とにかく、劇場でも耐えうるくらいの良い画(え)を作りたいと思っていて。静野(孔文)監督と僕らとみんなで頑張って作った作品ですが、まさか本当に劇場映画になるとは思っていなかった」と切り出すと、洲崎も「本当に素晴らしい映画になって。わたしも感無量です」と付け加えた。
一方、本作が2週間限定上映となっていることに触れた逢坂は「2週間しかないのは本当に残念でなりません」とこぼしながら「短い期間しかないので、ぜひ足を運んでいただいて、(4月から放送予定のテレビ版)2期への準備をしていただければと思っています。最終的には原作の最後までやれるようになれるよう頑張りたい」と決意のコメント。洲崎も「『シドニアの騎士』はすごくすごく大切な作品。星白に会えてよかった」と晴れ晴れとした顔を見せた。
なお、本作上映館となる新宿バルト9のロビーでは、劇中に登場する大型兵器「継衛」(ツグモリ)、そして漆黒の戦闘機「紅天蛾」(ベニスズメ)からインスパイアされたカラーリングを施した、HONDAとのコラボバイクも3月中旬まで展示予定となっている。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 シドニアの騎士』は全国公開中