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『図書館戦争』続編クランクアップ!全国各地でオールロケを敢行

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前作に引き続きメガホンを取る佐藤信介監督とヒロインの榮倉奈々
前作に引き続きメガホンを取る佐藤信介監督とヒロインの榮倉奈々

 岡田准一榮倉奈々の共演で有川浩の人気小説シリーズを映画化した『図書館戦争』の続編『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(10月公開)が2日、63日間にわたる撮影を終え、クランクアップを迎えた。

 前作で描かれた「小田原・情報歴史図書館攻防戦」から1年半後を舞台に、武力もいとわぬ検閲によって公序良俗を乱す表現を取り締まろうとする「メディア良化委員会」と、読書・表現の自由を守るために検閲に対抗する図書館の自衛組織「図書隊」との戦いの行方を描く本作。撮影は昨年12月より日本全国各地の図書館や防衛省、陸上自衛隊、航空自衛隊の全面協力のもと、オールロケで行われた。

 図書隊のタスクフォースに所属する主人公・堂上篤を演じる岡田は、「撮影が終わって今、さびしいですね。朝の5時に市街地を走るアクションシーンでアップしましたが、いかにも『図書館戦争』だなと思いました(笑)」と心境を吐露。「大変なシーンの連続でしたけど、“これが『図書館戦争』”ということをみんなで合言葉にして、笑顔で乗り切ることができました」と明かした。

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 一方、高校時代に自分を助けてくれた図書隊員に憧れ、図書隊に入隊したヒロイン・笠原郁役の榮倉は、いつ続編が製作されることになっても良いように前作の終了時から体づくりをしていたといい、「トレーニングの効果が映像に出ているといいな」とコメント。撮影中は、格闘技の師範の資格を持っているという岡田からアドバイスをもらうこともあったようで、「師範の資格を持っている方に間近で相談できて、しかも分かり易く指導を頂けたので、とても恰好いいシーンになっていると思います」と自信をのぞかせた。

 映画『図書館戦争-THE LAST MISSION-』は10月より全国東宝系にて公開。前作に引き続き、田中圭福士蒼汰栗山千明石坂浩二らも出演する。(編集部・中山雄一朗)

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