『トロン:レガシー』ギャレット・ヘドランド、アン・リー監督とタッグへ
映画『トロン:レガシー』『オン・ザ・ロード』などで注目を浴びた人気俳優ギャレット・ヘドランドが、アン・リー監督の新作『ビリー・リンズ・ロング・ハーフタイム・ウォーク(原題) / Billy Lynn's Long Halftime Walk』の出演交渉に入っていることがわかった。Deadlineが報じた。
本作はトライスター・プロダクションズの下で企画されている作品で、作家ベン・ファウンテンが執筆した同名小説の映画化作品。
ストーリーは、19歳のテキサス出身の兵士ビリー・リンを中心に展開する。ビリー・リンが仲間と共にイラク戦争で激しい戦闘を生き残って帰国すると、ニュースで彼らの活躍が扱われ、彼らは政権によって英雄として凱旋ツアーに駆り出される。そのツアーは感謝祭の日に行われるアメリカン・フットボールの試合のハーフタイム・ショーで最高潮を迎えるも、彼らはすぐに戦地に戻ることになっていた……。ストーリーの大部分は試合当日を舞台とするが、戦場での出来事やビリー・リンの勇敢な行動がフラッシュバックで描かれるとのこと。
そのビリー・リン役には、全く無名の俳優ジョー・アルウィンがキャスティングされている。スティーヴ・マーティンも出演候補に挙がっていたが、スケジュールの都合で出演が難しいようだ。しかし、このたび新たにギャレッドが、ビリー・リン等を力強く率いるダイム軍曹役の出演交渉に入っていることが報じられた。
ギャレットはアンジェリーナ・ジョリー監督作の『アンブロークン(原題) / Unbroken』、今年のトライベッカ映画祭でプレミア上映予定のウィリアム・モナハン監督作の『モハーヴェ(原題) / Mojave』にも出演している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)