TBS、ワイドショー復活の理由とは…国分太一「白熱ライブ ビビット」放送
赤坂のTBS放送センターで10日、4月期番組改編説明会が行われた。4月1日にテレビ放送60周年を迎えるTBS。今期の改編では、「未来へつなぐ。From TBS」をキャッチコピーに、「家族で観られる番組をそろえる」という基本方針を軸にした、「朝のベルト番組の強化」「午後帯の生枠拡大」「ゴールデンタイムでの2枠の改編」がポイントになる。
朝4時からは新情報番組「はやドキ!」をスタート。MCは高野貴裕アナウンサーに加え、林みなほ、小林由未子、笹川友里、皆川玲奈らフレッシュな女子アナが日替わりで2名ずつ出演する。朝5時半からの「あさチャン!」はリニューアルして継続。曜日レギュラーに織田信成、博多華丸、澤部佑(ハライチ)らの出演も決定している。
また、「いっぷく!」の後番組として、TOKIOの国分太一が総合司会を継続して務める情報バラエティー「白熱ライブ ビビット」を放送。同番組では芸能情報も取り扱うということで、報道陣からは「ワイドショー制作は封印したのでは?」という質問も。それに対して伊佐野英樹編成部長は「ご指摘の通り、20年ほど前から制作してこなかったと認識している」と切り出した上で、「ただ、今でいうワイドショーと質が違っている。かつてのワイドショーといえば、芸能リポーターが芸能人に向けて直撃するスタイルのものだったと思うが、今の芸能情報番組はそういうスタイルのものではなくなってきている」と説明。
20年前とは「ワイドショー」の質が変わったことを指摘した上で、「今、中身を作り上げている最中ではありますが、(曜日レギュラーの)千原ジュニアさんやヒロミさんの参加により、ワイドショーというよりは情報バラエティーという形になっています」と説明した。
その他、ドラマでは、佐藤健主演の60周年特別企画「天皇の料理番」(日曜9時)、山下智久主演「アルジャーノンに花束を」(金曜10時)、大島優子主演「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(木曜9時)などの放送も予定されている。(取材・文:壬生智裕)