「トッキュウジャー」志尊淳主演!人気コミック「先輩と彼女」が実写映画化!
「別冊フレンド」(講談社)で連載された少女コミック「先輩と彼女」の実写映画化が決定し、主人公・美野原圭吾を演じる志尊淳、先輩である圭吾に片思いで胸を焦がす都筑りか役の芳根京子、圭吾が憧れるひとつ年上の先輩・沖田葵役の梨里杏が都内で行われた発表会見に出席した。
「トッキュウジャー」志尊淳と梨里杏が再共演!「先輩と彼女」映画化!フォトギャラリー
南波あつこの人気コミックを池田千尋監督、和田清人脚本で映画化した本作。特撮ドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」のトッキュウ1号(ライト)役で知られる志尊は、「そもそも少女漫画を読んだことがなかった」といい、オファーを受けた当時の心境を「かっこよく見せなきゃいけないって、正直プレッシャーしかなかった」と振り返る。
撮影前に原作を読み込んだ志尊は、主人公のキャラクターを徹底的に研究し、役づくりについて池田監督に相談。「外見のかっこよさではなくて、内面からで来る繊細さが、かっこよさに繋がるようなつくり方を」というアドバイスを受け、できるだけナチュラルな高校生を演じることを心掛けたという。
一方、ヒロイン役の芳根は、役づくりのために、初めて髪を染めて撮影入り。池田監督からは、事前に「本当に美野先輩に恋できたらいいね」という言葉を掛けられていたといい、撮影について「演じていて、りかとして、美野先輩のことが本当に好きになってしまって、撮影中つらくて涙が出ました。ものすごく濃い、2週間弱(の撮影期間)で、クランクアップしたときは寂しかった……」としみじみ。
また、志尊と同じく「トッキュウジャー」のトッキュウ3号(ミオ)役で人気を博した梨里杏は、ヒロインの恋敵という役どころにも、「悪い人ってイメージがありましたけど、原作を読んで全くそんなことないなって。悪い人じゃないからこそ、りかちゃんのいい恋敵になるんじゃないかなって」とやりがいを感じたといい、「常に笑い声が絶えない現場だった」とにっこり。志尊も「わからないことをスタッフさんと一丸で作り上げていく環境がすごく楽しかった」と笑顔を見せた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『先輩と彼女』は2015年秋、劇場公開