朝ドラ新ヒロインは波瑠!相撲審査で4度目の正直!
12日、NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン記者会見が都内で行われ、女優の波瑠が新ヒロインを務めることが明らかになった。
近年、数多くの映画やドラマで活躍する波瑠だが、連続テレビ小説のオーディションを受けたのは「てっぱん」「純と愛」「あまちゃん」に続き4度目。「自分が成長していく上で、ここを通っていきたいと思っていました。(オーディションで)負け続けていたので、今度こそという気持ちで受けました」と告白すると、「頑張ってきて本当に良かったと思います。親孝行じゃないけど、やっとお母さんやおばあちゃんの喜ぶ顔が見られます」と大抜てきに対する喜びを語った。
「あさが来た」は、幕末生まれで相撲好きのおてんば娘という設定のヒロインが、事業の世界に身を投じ、日本初の女子大学設立に尽力するまでを描いた人情劇。オーディションでは、実際に参加者同士による相撲の取り組みも行われたといい、波瑠は「無我夢中でした。相撲に勝てば、オーディションに受かる! みたいな。とにかく必死な思いで頭を真っ白にしてやっていました」と切迫した心情でオーディションに挑んだことを明かした。
ヒロインのモデルとなったのは、明治の女傑・広岡浅子。「すごく力強い女性だなと思いました。男性に負けない行動力と発想力がある素晴らしい女性」と広岡について語った波瑠は、「その時代を戦ってきた女性ならではのしなやかな強さ、柔軟性といった部分を表現していきたいと思います」と役柄に対する印象をコメント。続けて、「本当にたくさんの人に支えてもらってここに立っているという、感謝の気持ちでいっぱいです。精いっぱい頑張りたいと思いますので、応援をよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。(取材・文:桂伸也)
NHK連続テレビ小説「あさが来た」は9月28日より全国放送開始(全156回)