「ブレイキング・バッド」の家の屋根にピザを投げる人が増加 警察が警備を強化
テレビドラマ「ブレイキング・バッド」でブライアン・クランストン演じるウォルターが、家の屋根にピザを丸ごと投げるシーンがあるが、これを再現するファンを取り締まるため、警察が警備を強化するという。
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ウォルターがピザを投げるシーンは、ワンテイクで成功したという有名なもの。ウォルターの家の外観として使われたニューメキシコ州にある家は、番組が終了した今も観光客が後を絶たず、ピザを屋根に投げるファンもいて困っているという。
クリエイターのヴィンス・ギリガンは、「最近、家の敷地内に入り込むファンが増え、注意をするとひどい態度を取ると家主さんから聞いている。屋根の上にピザを投げる人もいるそうだ。この人の家の屋根にピザを投げることはオリジナリティーもないし、おもしろくもない。すでにやった人がおり、君が思いついたことではない」とポッドキャストでファンに注意をしている。ヴィンスはまた、これらの人はファンではなく、ただのバカだとも言っている。
40年前からこの家に住んでいるフラン・パディラさんは2013年のインタビューで、多くのファンは礼儀正しいとコメント。「先月はわたしが見ただけで404台の車が立ち寄ったわ。世界中の人と出会うことができるのは、すごい経験よ」と言っていた。(澤田理沙)