『境界の彼方』種田梨沙、公開初日にメガネがなくて…?KENNの暴露に観客爆笑!
テレビアニメシリーズ「境界の彼方」を映画化した『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇』の初日舞台あいさつが14日、都内・新宿ピカデリーで行われ、声優の種田梨沙(栗山未来役)、KENN(神原秋人役)、茅原実里(名瀬美月役)、鈴木達央(名瀬博臣役)、山岡ゆり(新堂愛役)、監督の石立太一が登壇。それぞれが作品に込めた思い、メッセージを、時おりユーモアを交えながら語った。
映画『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇』場面写真
ヒロイン・未来の声を担当した種田は「これがわたしにとって劇場版初の主役。それを『境界の彼方』という作品で迎えられたことが本当にうれしい。テレビアニメのときからいっぱい泣いて、いっぱい笑って、いろんなことをキャストの皆さんと話し合ってきた作品。この気持ちを今日こうして共有できる場ができたことに感謝したい」と感無量の様子。
もう一人の主役・秋人の声を担当したKENNは「無事に公開できて、そして皆さまに観ていただけて光栄です。会場全体で一つの作品を共有している感覚は、やはり劇場版ならでは。テレビとはまた違った楽しみ方ができたと思います。過去篇はもとより、未来篇もすごいことになっているので、こちらもぜひ劇場で観ていただければ!」と作品を力強くアピールした。
また、初MCをまかされた山岡のドタバタぶりが笑いを誘う中、男性陣が女性陣をいじる場面も。KENNが種田に対して「今日、メガネすてきですね」とほめ出すと、種田は「ありがとうございます!」とハイテンションに。ところが、「それ、(男性)マネージャーのメガネだよね」といつものメガネがなく、間に合わせで掛けてきたものであることを暴露。さらに鈴木が緊張のあまり口数の少ない茅原に「エンディング、すごくきれいな声で歌ってくれたよね」と絶賛すると、ますます茅原が照れまくる一幕もあり、客席は大盛り上がりとなった。
本作は、鳥居なごむのライトノベルをアニメ化し、2013年10月からテレビ放映された「境界の彼方」の劇場版2部作の第1弾。この世をさまよう異形の存在・妖夢と人間との間に生まれた半妖の少年と、妖夢を討伐する一族の最後の生き残りである少女との交流を描いたテレビシリーズの物語を迫力の映像で振り返る。(取材:坂田正樹)
映画『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇』は公開中
映画『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇』は4月25日より公開