ディズニー、アニメ世界興収トップ2年連続!『アナ雪』に続き『ベイマックス』もナンバーワンに!
ディズニーアニメーション映画『ベイマックス』の世界興行収入が、6億3,278万6,000ドル(約759億3,432万円・3月15日時点)を記録し、『ヒックとドラゴン2(仮題)』(日本劇場未公開)、『LEGO(R)ムービー』の世界興収を上回り、2014年に世界で最もヒットしたアニメーション映画となった。これにより昨年の『アナと雪の女王』(世界興収12億7421万9,009ドル・約1,529億628万1080円)に引き続き、ディズニーの作品が2年連続でアニメーション映画の世界興収ナンバーワンの座に輝いた。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル120円計算)
映画『ベイマックス』は、東京とサンフランシスコを融合して作った架空都市サンフランソウキョウを舞台に、主人公のヒロと彼の兄が作ったケアロボット・ベイマックスの絆と冒険を描いた作品。3月8日時点で日本興収は、ディズニー/ピクサーアニメーション作品として日本国内歴代5位となる89.6億円(数字は配給調べ)を稼ぎ出しており、世界興収の1割以上を日本が支えていることがわかる。そのほかこの数字を支えた国として、Deadlineは5,100万ドル(約61億2,000万円)の興収を上げた中国があると報じている。
2012年に公開されたディズニー/ピクサー映画『メリダとおそろしの森』は、アメリカ国内の興収では勝っていたものの、世界興収では『マダガスカル3』に差をつけられる形となっていた。今年7月18日に日本公開を予定しているディズニー/ピクサー映画『インサイド・ヘッド』が、どこまで健闘するかにも注目したい。(編集部・井本早紀)