声優初挑戦の観月ありさ、1時間で終了したアフレコに「物足りない!」
のび太たちが宇宙の平和な星・ポックル星を狙う宇宙海賊たちと戦う、映画シリーズ35周年記念作品『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』で、宇宙海賊の紅一点・メーバの声を担当した観月ありさが、初めて挑んだ声優について振り返り、自身の演技を「80点」と評価した。
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アニメが好きで、以前から声優をやってみたいと思っていたという観月。「自分の声を、自分とは別のキャラクターに乗せていくのが面白そうで、やってみたいなと思っていたんですけど、なかなか機会に恵まれなかったんですよね」と語ると、「だから、誰もが知っている『ドラえもん』でお話を頂いて、すごくうれしかったです!」と声を弾ませた。
そして、実際に体験した声優業を振り返り、「すごく楽しかったです! 1時間もかからずに終わってしまって、『え、もうちょっとやりたいんだけどな。メーバの出番、増やしてくれないかな?』と思うほどでした」とニッコリ。また「監督から『メーバは宇宙海賊の紅一点なので、セクシーに』と言われて、『ドラえもん』にセクシーさを入れるなんて意外! と思いながらも、ここは太い声にしようとか、ここは女性らしくと考えながら、普段のお芝居より大げさに抑揚をつけてセリフを言うようにしました」と自分なりに楽しみながら演じていた様子を打ち明けた。
多くの俳優たちが声のみでの演技に戸惑い、「難しかった」と漏らすことが多い中で、観月は物足りなさすら感じたそう。さらには「今回やらせていただいて、もっと一声入れられたなとか、もっと長くすれば良かったと、反省と欲が出てきました」と語り、「また機会を頂けるなら、いろいろな作品に声を乗せてみたい」と意欲を見せていた。(取材・文:小島弥央)
『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は全国公開中