リメイク版『スカーフェイス』に新たな脚本家!映画化が前進
今でもカルト的人気を誇るブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノ主演の映画『スカーフェイス』のリメイク作品に新たな脚本家が参加することがわかった。The Hollywood Reporterが明らかにした。
本作は、『冬の嵐』のマーク・シュミューガーとオリジナル版の『スカーフェイス』を手掛けたマーティン・ブレグマンらが、ユニバーサル・ピクチャーズのもと企画している作品。これまでハワード・ホークスの『暗黒街の顔役』(原題『SCARFACE』)と、ブライアン・デ・パルマの『スカーフェイス』が描かれ、これが3度目の『スカーフェイス』の映画化になる。
このたび、新たに脚本を務めるのは、伝説のラップグループ、N.W.A.の伝記映画『ストレイト・アウッタ・コンプトン(原題) / Straight Outta Compton』で脚本を担当したジョナサン・ハーマン。テレビシリーズ「Dr. HOUSE -ドクター・ハウス-」で製作総指揮を務めたポール・アタナシオと『フューリー』のデヴィッド・エアーが執筆したものを、改稿し仕上げに入るようだ。監督は『NO ノー』でアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたパブロ・ララインが務める。
今作は、ロサンゼルスを舞台に移民が犯罪組織でのし上がっていく設定になるようだ。
ジョナサン・ハーマンは、同じくユニバーサル・ピクチャーズで企画されている、巨匠アルフレッド・ヒッチコックの『鳥』のリブート作品の脚本にも携わっている。今のところ、キャストは誰も決まっていないが、果たして前2作に匹敵する作品になるだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)