城田優、緊張で手汗が…『シンデレラ』デュエット曲を高畑充希と生披露
ディズニーによる実写映画『シンデレラ』の日本語吹き替え版で声優を務める高畑充希(シンデレラ役)と城田優(王子役)が、24日、東京・銀座松竹スクエアの大階段に映画をイメージした豪華な衣装で登場。城田は「(デュエットを)人前で披露するのはこれが初めて。緊張で手汗がすごいです」と明かしつつも、日本版エンドソング「夢はひそかに(Duet version)」を高畑と二人で歌い上げた。
シンデレラがガラスの靴を落とす名シーンをほうふつさせる大階段を、水色のドレスの高畑と王子姿の城田がゆっくりと降りてくると、ギャラリーからは大歓声。高畑が「城田さんのエスコートは安定感バツグン」と述べると、城田は「声優なので衣装を着ることはないのですが、今日一日だけは、シンデレラと王子になった気持ちでいてもいいのかな」とコメント。その後二人はキーボートとチェロの伴奏と共に、お互いの目を見つめ合いながら、情感豊かに生歌を披露した。
「夢はひそかに(Duet version)」は、ディズニーアニメーション『シンデレラ』(1950)の名曲「夢はひそかに」をアレンジした曲で、実写映画『シンデレラ』のエンドソングをシンデレラ役と王子役のキャストが2人で歌うのは世界で日本のみ。城田は「オリジナルは(シンデレラが)1人で歌っているので、ぼくは『いいのかな? お邪魔します』という感じ。でも1人では聞こえないハーモニーが聞こえたらいい」と語り、高畑は「(デュエットという)日本だけの例外を認めてもらってうれしい。目を見つめながら、2人でハモるのは、想像以上に恥ずかしかった」と照れ笑い。続けて「『同じ瞳もつ あなたを夢みる』という歌詞に、シンデレラと王子のピュアな心を感じてほしい」と話していた。
本作は、『シンデレラ』(1950)を『ヘンリー五世』『マイティ・ソー』などのケネス・ブラナー監督が、ディズニーとのタッグで実写化。シンデレラをドラマ「ダウントン・アビー」の女優リリー・ジェームズ、王子を「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのリチャード・マッデンが演じている。(取材/岸田智)
映画『シンデレラ』は4月25日全国公開 短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』と同時上映