大竹しのぶ&三浦春馬、大はしゃぎのイギリス人演出家を大絶賛!
大竹しのぶと三浦春馬が25日、都内で行われた初共演舞台「地獄のオルフェウス」の制作発表会見に、共演の水川あさみ、三田和代、そしてイギリス人演出家のフィリップ・ブリーンと共に出席した。
大竹しのぶ&三浦春馬が共演!「地獄のオルフェウス」制作発表フォトギャラリー
本作は、アメリカ現代演劇界に確固たる地位を築いた劇作家テネシー・ウィリアムズが1957年に発表した戯曲。偏見と慣習にとらわれた小さなコミュニティーを舞台に、愛のない結婚をし、日常を淡々と生きる女レイディ・トーランスと、彼女の前に現れた青年ヴァルの交流を描く。大竹が主人公のレイディを演じるほか、三浦がレイディの欲望を触発するヴァル役で出演。水川や三田をはじめとする豪華キャストが脇を固める。
演出を手掛けるブリーンは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどで数多くの作品を手掛けてきた気鋭の演出家。その印象について三浦は、「フィリップさんは僕が止めないとずっと話してしまう」とこぼしつつ、「ずっと話を聞いていても、聞き入ってしまう話のセンスがある方。いつ自分のためになることを言ってくれるんだろうと期待させてくれる演出家」と大絶賛。一方、これが初対面となった水川は、その風ぼうを「くまさんみたい。おしゃれなくまさん」と例え、周囲の笑いを誘った。
ブリーン本人は、「こんなにも大勢の取材陣が集まる製作発表はイギリスでも経験したことがない」と終始興奮気味で、写真撮影では、出演者たちを撮ろうとする報道陣を自らのiPhoneで撮影しようと必死。その姿を見た大竹が、すかさずブリーンからiPhoneを受け取り記念写真を撮ろうとすると、出演者たちもブリーンの周りに集まりポーズ。最後は、現場のスタッフがカメラマンを引き受け、全員で仲良く、撮影陣をバックに写真に収まった。(編集部・石神恵美子)
舞台「地獄のオルフェウス」は5月7日~5月31日まで東京・渋谷 Bunkamuraシアターコクーン、6月6日~6月14日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演