『テッド』盗作疑惑を一掃!訴訟、取り下げ
毒舌でエロいテディベアで話題になったコメディー映画『テッド』が著作権侵害にあたるという訴訟に対し、ロサンゼルスの連邦裁判所は23日(現地時間)、取り下げを確定した。The Wrapをはじめ海外メディアが報じた。
原案、監督、脚本の全てをこなし、テッドの声も担当したセス・マクファーレンの製作会社Fuzzy Door Productionsをはじめとする関連会社は、テレビやYouTubeなどインターネットで動画配信を行う制作会社Bengal Mangle Productionsによって昨年7月に著作権侵害をしたとして訴えられていた。
Bengal Mangle Productionsの主張は、テディベアのテッドは同社の手掛ける作品のキャラクターである、飲酒・喫煙・女が大好き、ひわいでありながらもユーモアたっぷりで、大人の人間たちに囲まれて生きるテディベアのチャーリーから着想を得ているというもの。両キャラクターともテディベアであるだけに似通った外見はもちろんのこと、いくつかのネタも類似していると同社は指摘していたという。
しかし、今回の訴訟を通して、テッドはマクファーレンの努力と想像力によって独自に生み出されたものであり、チャーリーをコピーしたものではないということで和解し、原告は訴訟を取り下げることとなったようだ。(編集部・石神恵美子)