『マトリックス』のアクションをレゴで再現した動画が話題に
キアヌ・リーヴス主演の映画『マトリックス』のアクションシーンをレゴブロックで再現した動画が話題を呼んでいる。
YouTubeでレゴブロックを用いたストップモーション・アニメ作品などを発表しているSnooperkingが投稿した動画で再現したのは、中盤の見どころ。伝説の男モーフィアスを救出する過程で、主人公のネオとヒロインのトリニティがビルのロビーで身体検査を受けたところ、全身に武器を装備していたために警備員たちとのド派手な戦闘が始まるというシーン。
動画では、ネオとトリニティの動きはもちろん、発砲時のマズルフラッシュ、銃弾を受けて飛び散る壁などが、細部にわたってほぼ完璧に再現されている。しかし、映画にはなかった絶妙なオチがラストについており、思わぬ笑いを誘うものになっている。
Snooperkingは、ソーシャルネットワーキングサービスredditで、「およそ160時間を費やして完成させたんだ。うんざりするような作業だから、1日に2時間までしか作業できなかったよ。壁が飛び散るシーンでは、レゴを浮かせるための『マスキング』というテクニックを全てのフレームに使わなければならなかったし、音響には2週間、マズルフラッシュには1週間かかった。結局、モチベーションを保つことが一番難しかったね」と制作過程を振り返った。この動画は24日(日本時間)の18時現在で90万回以上再生されている。(岸豊)