ハリウッド実写版「マクロス」がソニーのもとで再始動!
日本のアニメ「超時空要塞マクロス」「超時空騎団サザンクロス」「機甲創世記モスピーダ」を一つの作品にし、1980年代にアメリカで放映されたSFロボットアニメ「ロボテック(原題) / Robotech」の映画化権を米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが獲得したとVarietyが報じた。
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同作の映画化権はもともと米ワーナー・ブラザースが保有しており、俳優のトビー・マグワイアや『ビューティフル・マインド』などの脚本家アキヴァ・ゴールズマンがプロデューサーとして企画を進めていたが、実現には至らず。しかし先月になって、『300<スリーハンドレッド>』シリーズのジャンニ・ヌナリとマーク・キャントンがプロデューサーを務めることが報じられていた。
ソニーは、幅広い世代にアピールできるブロックバスター映画になりうると考えているようで、ヌナリとキャントンに引き続きプロデュースを任せ、同じく『300<スリーハンドレッド>』でヌナリらとタッグを組んだマイケル・B・ゴードンを脚本に起用し、迅速に実写化を進めていくという。
ヌナリは、実写化に関して「マークと僕は、今日のマーケットで人々の心をつかむには何が必要なのかを知っているんだ。それは、正気でないビジュアルと力強いテーマさ。『ロボテック』のキャラクターたちは、破壊的で救世的でもあるテクノロジーの力で戦っている。それこそまさに、現代に通じるものだね」と作品に懸ける思いを語っている。(編集部・石神恵美子)